
「せっかくホールケーキを作ったのに、箱がない…どうしよう!」 そんな経験、ありませんか?
急にケーキを持って行くことになったり、誕生日のサプライズ用にラッピングしたかったり…。 でも、わざわざ専用のケーキ箱を買いに行くのはちょっと大変ですよね。
そんなときは、おうちにあるもので代用しちゃいましょう!
この記事では、初心者の方でも簡単にできるケーキ箱の代用品や、100均アイテム、自作の工夫などをやさしくご紹介します。
見た目もかわいく仕上がるヒントや、持ち運び・保存のポイントもたっぷりお届けしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
そもそもなぜ代用品が必要なの?
ホールケーキは見た目が華やかで、誕生日や記念日にはぴったりですよね。 でも意外と、「箱がない!」というシーンが多いんです。
たとえば…
- 自宅で手作りケーキを作ったけど、箱を用意し忘れた
- お店で買ったケーキを切り分けた後、残りを持ち帰りたい
- プレゼント用にかわいく包みたいけど、ちょうどいい箱がない
こんなとき、代用品があれば安心です。 しかも、工夫次第でおしゃれに見せることもできるんです!
「わざわざ買わなくても、これでいけた♪」というアイデアをたくさんご紹介していきます。
家にあるもので代用できるホールケーキ容器
2-1. タッパーや深めの保存容器
実は、タッパーはケーキ箱の代用にぴったり! 特に高さのあるものなら、ホールケーキがしっかり収まります。 密閉できるタイプなら、冷蔵保存や持ち運び時の揺れにも強くて安心です。 透明なタッパーを使えば、外から見えてかわいさも演出できますよ♪
【ポイント】
- ケーキのサイズより少し大きめを選ぶ
- ラップで軽く固定すれば安心
- タッパーの底に紙ナプキンを敷くとズレ防止に
2-2. 丼ぶり+お皿+ラップの応用技
意外と使えるのが、丼ぶりや大きめのボウル。 ケーキをお皿にのせて、上から丼をかぶせてラップでとめるだけで、簡易的なドーム型のカバーになります。 少しデコレーションが高めのケーキでも、深めの丼を使えばつぶれる心配なし! 見た目も意外とかわいく仕上がるんです♪
【コツ】
- 軽く押さえて動かないようにする
- 丼の内側にクッキングシートを敷くとさらに良い
- お皿の下にタオルを敷けば、持ち運びも安定
2-3. 空き箱+紙皿で簡易ケーキBOX
贈り物の空き箱や、靴の箱、ギフトセットの箱なども代用に使えます。 中に紙皿やケーキ台を敷くだけで、見た目もきれいでしっかりしたケーキBOXに大変身。 特に深さのある箱なら、クリームの崩れも防げて安心です。
【おすすめ】
- 箱の内側をラッピングペーパーで可愛くアレンジ
- 底に滑り止めシートを敷くと安定します
- フタがある箱なら、上からリボンをかけてプレゼント風に仕上げると素敵です
100均で揃う!ホールケーキ持ち運びアイテム
「専用のケーキ箱を買うほどではないけど、ちゃんとした見た目で持って行きたい…」
そんなときの頼れる味方が、100円ショップのグッズたちです!
セリア・ダイソー・キャンドゥなど、身近なお店で手に入るアイテムを活用すれば、かわいくて実用的なケーキ箱代用品が簡単に揃いますよ♪
3-1. ケーキ箱の代用に使える!おすすめ100均アイテム
セリア/ダイソーのケーキトレー付きケーキ箱(透明・白色タイプ)
4号〜6号サイズが揃っていて、トレーが別売になる場合もあるのでご確認を。
幅と高さに余裕のあるタイプを選ぶと安心です。
フロストケーキBOX(透け感タイプ)
ダイソーで販売されている、半透明素材のボックス。中身が見えるので、運搬中の状態を確認しながら移動できます
クラフト紙袋(マチ付き紙バッグ)
ケーキ箱を入れられるサイズ感があり、箱ごと持ち運びたいときに便利です
ボックス型ギフトケース(ストライプ・モノトーン系)
リボンやシールでデコすれば、プレゼント感がアップ!見た目にこだわりたいときにもピッタリです
ポイント比較表
商品タイプ | サイズ感の目安 | 特長 | 選ぶときのコツ |
---|---|---|---|
ケーキトレー+箱タイプ | 4号〜6号対応 | 切り分け印付きトレーもあり | 少し大きめサイズがおすすめ |
半透明のフロストBOX | 15~18cm程度 | 中身が見えて安全確認しやすい | トレー付きならより安心 |
クラフト紙袋(マチあり) | 4号~6号箱対応可 | 箱をセットしてそのまま包める便利さ | 持ち手の強度も忘れずチェック |
ギフト風クラフトBOX | ケーキサイズに要注意 | 見た目が華やかでラッピング向き |
3-2. イベント別!ラッピングアイデア
季節のイベントやお祝いシーンでは、ラッピングの工夫でもっと気持ちが伝わります。
【たとえば…】
- 誕生日ケーキなら:カラフルなリボン&バースデーシールで元気な印象に
- ハロウィンケーキ:黒×オレンジの包装紙で一気に季節感UP!
- クリスマスケーキ:赤やゴールドのリボンで華やかに♪
100均には、季節ごとに可愛いラッピングペーパーやシールがたくさん揃っているので、見に行くだけでもアイデアが湧いてきますよ。
3-3. 買うときにチェックしておきたいポイント
はじめて購入する場合、サイズ感や強度を見落としがち…。
以下のポイントをチェックしておくと安心です。
【購入前のチェックリスト】
- ケーキの直径と高さをメモしてからお店へ
- 箱や袋に「マチ」があるかどうか確認
- 持ち手の強度(重さに耐えられるか)も要チェック
- ラップや滑り止めなどの補助グッズも一緒に購入
100円で買えるアイテムでも、ちょっとの工夫で見た目も機能も大満足♪
手軽でかわいいケーキBOXを作って、気持ちのこもったスイーツをおしゃれに届けましょう。
ケーキ箱・台紙を自作する方法
「ちょうどいい箱が見つからない…」
そんなときは、おうちにあるもので“自作”しちゃいましょう♪
段ボールや厚紙、ラッピングペーパーなどを使えば、簡単にかわいくて実用的なケーキ箱が作れますよ。
ここでは、初心者さんでも失敗しない作り方や、ちょっとした工夫でおしゃれに見せるアイデアをご紹介します。
段ボールで作る簡単ケーキBOX
お中元や通販などで届いた段ボール箱、捨てずにとっておくと意外に便利なんです!
【材料】
- 小さめの段ボール箱(ホールケーキのサイズに合うもの)
- ラッピングペーパーや包装紙
- セロハンテープ/両面テープ
- はさみ・カッター
- ケーキをのせる紙皿やアルミトレー
【作り方】
- 箱の内側にラッピングペーパーを貼って、清潔感と可愛さをプラス
- 底に紙皿やアルミトレーを敷く(滑り止めにキッチンペーパーもOK)
- ふたがない場合は、透明ラップでふんわり包んで固定
- 仕上げにリボンやシールでデコレーション

【ポイント】
- 段ボールの角に丸みをつけると、優しい雰囲気に♪
- 箱の底には滑り止めを入れると、ケーキが動かなくて安心です
4-2. 牛乳パックや厚紙で「ケーキ台紙」を手作り!
ケーキの下に敷く台紙(トレー)があると、見た目がぐっとプロっぽくなりますよね。
そんなときは、牛乳パックや厚紙、空き箱の蓋部分を再利用して台紙を作ってみましょう!
【作り方】
- 厚紙をケーキより少し大きめにカット
- アルミホイルやクッキングシートで包んで、衛生的に
- 端をマスキングテープやシールでとめて可愛く仕上げる
【アドバイス】
- 円形にカットするなら、ボウルやお皿を型紙にすると便利!
- デコレーションに合わせて金・銀のホイルで仕上げてもグッド

4-3. 折り紙みたいに楽しい♪折りたたみケーキボックス
「箱ごと手作りしてみたい!」という方には、折り紙のように作れるケーキBOXがおすすめ。
【用意するもの】
- A3サイズくらいの厚めのクラフト紙
- 定規・カッター・両面テープ
- 飾り用のリボンやマスキングテープ
【手順のイメージ】
- 紙を十字に折って、中心部にケーキを置く
- 四隅を立ち上げて側面を作り、折りたたんで形にする
- テープで固定し、ふた部分を上からかぶせる
【おすすめ】
- 作った後、上にクリアフィルムをかけてラッピングすると見た目も華やか!
- マチの部分にリボンを通して持ち手をつけても可愛いです

お金をかけなくても、自分で工夫して作ったケーキ箱は特別感たっぷり!
手作りならではの温かさも伝わって、贈る相手にもきっと喜ばれますよ。
ホールケーキの持ち運び&固定テクニック
せっかく作ったホールケーキ、見た目のままきれいに届けたいですよね。
でも、車や電車での移動中、ケーキが「ぐらぐら」「傾いちゃった…」なんてことも意外と多いんです。
この章では、持ち運び中にケーキが崩れないようにするコツや工夫をわかりやすくご紹介します♪
5-1. 滑りを防ぐ!底の安定テクニック
ケーキの入った箱や容器が移動中に滑ると、ケーキが片寄ってしまったり、崩れてしまうことも…。
そんなときは、箱の底に滑り止めシートやキッチンタオルを敷くだけで、ぐんと安定します。
【おすすめアイテム】
- 100均でも買える「滑り止めシート」
- クッション性のある「ペットシーツ」や「タオル」
- シリコンマットや滑りにくいランチョンマット
しっかり固定できるだけでなく、ちょっとした振動や揺れからも守ってくれますよ。
5-2. 保冷&温度管理でクリーム崩れ防止!
生クリームやチョコレートのケーキは、高温で溶けたり、型崩れしやすくなるので注意が必要です。
特に夏場や暖房が効いた室内での移動では、保冷対策がとっても大切です。
【簡単にできる保冷の工夫】
- 保冷剤をケーキの周囲に数個入れる(直接当てないように)
- アルミバッグや保冷バッグを活用
- 冷凍して固めた保冷材入りドリンクボトルを一緒に入れる
100均でも「ケーキサイズOKの保冷バッグ」が売っているので、探してみてくださいね。
5-3. 持ち運びの方法と体勢にも気をつけて
意外と見落としがちなのが、ケーキを運ぶときの姿勢や持ち方。
ちょっとした角度の違いや体の動きで、ケーキが傾いてしまうことがあります。
【おすすめの持ち運び方】
- ケーキは体の正面・腰の高さで持つと安定
- 自転車や電車では、リュックより手持ちが◎
- 長時間持つときは、バッグに入れて両手をフリーにしておくのもおすすめ
移動中に箱が開かないように、テープで軽く留めるのも安心ポイントです。
ケーキはとっても繊細なスイーツ。
だからこそ、「崩さない工夫」=「思いやり」として、きっと相手にも伝わりますよ。
初心者でも安心!簡単デコレーションと見せ方のコツ
ホールケーキを作ったら、やっぱり見た目もかわいく仕上げたいですよね。
でも、「デコレーションって難しそう…」「時間もセンスもない…」と思ってあきらめていませんか?
大丈夫です!
初心者さんでもできる、簡単でかわいい仕上げのコツや“魅せ方”のアイデアをこの章でご紹介します。
6-1. 生クリーム崩れを防ぐラッピングの工夫
せっかく絞ったクリームが崩れちゃうと残念…。
ラップやフィルムを上手に使って、デコレーションを守りましょう。
【おすすめ方法】
- ケーキの周囲に透明のOPPフィルム(クリアシート)をぐるっと巻くと、横のクリームが守られます
- ラップをふんわりかけるだけでも乾燥防止に
- 高さのあるケーキは、丼ぶりやボウルをかぶせるアイデアも再登場
クリームが直接触れないように注意しながら、ふんわり包むのがコツです。
6-2. スプーン&フォークで描く簡単デコ技
「絞り袋もチョコペンもない…」そんなときでも大丈夫!
【手軽にできるデコアイデア】
- スプーンの背でクリームをくるくるなぞると、花びらみたいな模様に
- フォークの先でちょんちょんと押すと、レースっぽい表情に
- フルーツをバランスよくのせるだけでも充分かわいい
「左右対称」「高さをそろえる」など、ちょっとした整えでプロ風の仕上がりになりますよ。
6-3. リボン&ラッピングで“魅せるケーキ”に変身!
最後は、見た目の「仕上げ」=外側のラッピングです。
【おすすめアイテム】
- 100均のラッピングリボン:ケーキ箱のふたに十字がけすれば一気にギフト感UP
- タグシールやステッカー:メッセージ付きで気持ちが伝わる
- OPP袋やセロファン:中が見えて“魅せる”演出にピッタリ
見た目にちょっと手を加えるだけで、「お店みたい!」と喜ばれること間違いなしです。
大切なのは、“相手のことを思って手をかける気持ち”。
完璧じゃなくても、心のこもった仕上げはきっと伝わりますよ
ホールケーキの保存と配送のコツ
ホールケーキって、作ったあとすぐに食べられるとは限らないですよね。
「持ち運ぶまで時間がある」「贈り先に送る予定」など、保存や配送のことも考えておくと安心です。
この章では、ケーキの美味しさをキープするための保存方法や、安全にお届けするための配送のポイントをご紹介します。
7-1. 冷蔵・冷凍の向き不向きを知ろう
ホールケーキの種類によって、保存方法の向き不向きがあります。
【冷蔵保存が向いているケーキ】
- 生クリーム系
- フルーツトッピングのケーキ
- チョコレートムース系など
→ 常温に長く置くと、型崩れや傷みの原因になるので注意!
【冷凍保存ができるケーキ】
- スポンジ+クリームのシンプルなケーキ
- フルーツをのせていないタイプ
- チーズケーキやバタークリーム系
→ ラップ+ジップ袋などでしっかり密閉して保存。
解凍は冷蔵庫でゆっくりが基本です。
7-2. 宅配で送りたいときは「冷凍」か「クール便」
遠方の方へケーキを贈りたいときは、配送方法にも工夫が必要です。
【おすすめの送り方】
- 冷凍可能なケーキに限って「冷凍便」
- フルーツがのっているケーキは「クール便(冷蔵)」で当日中または翌日着
【注意点】
- 夏場は特に、保冷剤を多めに入れる+断熱材で包む
- 箱の中でケーキが動かないように、タオルや新聞紙で固定
- 宅配ボックスでは受け取れないこともあるので、事前確認が大切!
7-3. 配送前のチェックリスト
大切なケーキが崩れたり、溶けたりしてしまったら悲しいですよね。
送る前に、以下の項目をチェックしてみてください。
【ケーキ配送チェックリスト】
☑ ケーキはしっかり冷えている?
☑ 箱の中で動かないよう固定されている?
☑ ふたの内側がクリームに当たっていない?
☑ 宅配業者に「横倒しNG」「要冷蔵」と明記した?
☑ 配送先の在宅予定を確認済み?
ひとつずつ丁寧にチェックすることで、「崩れず・美味しく・可愛く」届けることができますよ
まとめ|工夫しだいでホールケーキはもっと楽しめる
ここまで、ホールケーキの箱がないときに使える代用品や、自作アイデア、持ち運びや保存の工夫まで、たっぷりご紹介してきました。
「箱がないから…」とあきらめてしまいそうなシーンでも、
身近なものやちょっとしたアイデアで、ちゃんとかわいく・きれいに仕上げられるって分かっていただけたのではないでしょうか?
この記事のポイントをふりかえり
- タッパーや丼ぶり、おしゃれな空き箱も立派な代用品に
- 100均グッズを使えば、プチプラでプロっぽい仕上がりに!
- 手作りのケーキ箱や台紙は、気持ちも伝わって特別感たっぷり
- 滑り止めや保冷バッグで持ち運びも安心
- SNSや体験談から、実際に役立つアイデアもたくさん
工夫しだいで、もっと気軽に、もっと素敵に
大切なのは、「きちんと届けたい」「喜んでもらいたい」という気持ち。
完璧じゃなくても、手作りや工夫には“あたたかさ”があるんです。
たとえ専用のケーキ箱がなくても、
ちょっとのひらめきと身近なアイテムがあれば、
ホールケーキはもっと自由に、もっと楽しく扱えるようになりますよ。
「箱がない」というピンチをチャンスに変えて、
あなたのケーキ時間が、もっと豊かで笑顔あふれるものになりますように…