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お米が主役!おにぎりの日(6月18日)におすすめレシピ特集

6月18日は「おにぎりの日」。日本人にとってなじみ深く、手軽に作れて美味しいおにぎりは、今や世界中でも人気の日本食のひとつです。

家庭でも気軽に楽しめるおにぎりを通じて、古代から続く“お米文化”に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?


目次

おにぎりの日の由来

6月18日は「おにぎりの日」として制定されており、日本人の食文化を象徴する“おにぎり”を称える日です。

おにぎりの日の起源

この記念日は、1987年に石川県鹿西町(現・中能登町)の杉谷チャノバタケ遺跡から発見された炭化米が、日本最古の「にぎり飯の痕跡」として確認されたことに由来します。弥生時代の人々が手で米を握って食べていたとされ、その歴史の重みがこの記念日に込められています。

名前の由来と語呂合わせ

また「鹿西(ろくせい)」の「ろく」と数字の「18(いちはち)」を組み合わせて読むと「おにぎり」となり、地元の語呂合わせからも記念日名が生まれました。

このように「おにぎりの日」は、単なるグルメ記念日ではなく、日本の歴史・文化・地域愛が詰まった一日でもあるのです。

おにぎりの基本をおさらい

美味しいおにぎりのためのごはん選び

  • 炊きたてのごはんを使用(冷ましすぎない)
  • 粘りすぎない品種(コシヒカリ・ゆめぴりか・あきたこまちなど)
  • 水加減はやや少なめにすると握りやすく、崩れにくい

さらに冷めても美味しく食べたい場合は、粒がしっかりとした中粒〜やや硬めの品種がおすすめです。

握り方のコツ

  • 手を濡らして塩を少量手につけることで、適度な塩味とごはんのくっつき防止に
  • 空気を含ませるように優しく3回握る程度がベスト
  • 強く握りすぎるとごはんがつぶれ、べちゃっとした食感になるので注意

また、型を使うと形が整いやすく、量産にも便利です。特に子ども用のお弁当やイベント時には活躍します。

海苔や具材の選び方

  • 海苔は焼き海苔が定番。パリパリ感を楽しむには直前に巻くのが◎
  • 具材は汁気の少ないものを選ぶと、保存性が高まり型崩れもしにくい
  • 昆布・梅・鮭などの「定番具材」や、チーズ・味噌・おかかといった創作系具材もおすすめ

シンプルな料理だからこそ、ごはん・具材・塩・海苔のバランスが大切です。

おにぎりの冷凍保存テク

  • 冷凍に向いている具材
    • 梅干し、鮭、昆布、明太子など水分が少ない具
  • 保存方法
    • ラップで包み、さらにジップ式保存袋に入れて密封
    • 表面が乾燥しないよう、なるべく空気を抜くのがポイント
  • 解凍方法
    • ラップのまま電子レンジで1〜2分(500〜600W)
    • 必要に応じて、解凍後にラップを外して10秒ほど追加加熱

冷凍保存は、作り置きや忙しい日の時短にも便利!衛生的にも安心です。

【定番】人気のおにぎりレシピ5選

  1. 鮭おにぎり
    塩鮭を焼いてから丁寧にほぐし、混ぜ込みまたは具材として中心に入れます。香ばしさと塩気がごはんにマッチし、冷めても風味が落ちないのが魅力。焼き鮭を軽くほぐすことで、ひと口ごとにしっかり味が感じられます。
  2. 昆布おにぎり
    甘辛い佃煮昆布をそのまま具に。冷めても味が濃く感じられるため、お弁当にもぴったり。混ぜごはんにしても、やさしい旨みが全体に広がります。細切り昆布を使うと口当たりもよく、見た目にも◎。
  3. 梅干しおにぎり
    種を取って刻んでから入れると食べやすく、梅の酸味がごはんの甘さを引き立てます。殺菌効果もあるため夏場のお弁当や行楽にも最適。カリカリ梅を使えば食感のアクセントにもなります。
  4. ツナマヨおにぎり
    ツナとマヨネーズの濃厚な組み合わせに、醤油を少し加えるとさらにコクが増します。水気をよく切っておくことで、ごはんがべちゃつかず、型崩れも防げます。海苔との相性も抜群。
  5. たらこおにぎり
    生たらこよりも、焼きたらこを使うと香ばしさがアップ。細かくほぐして混ぜ込むのも人気のスタイル。バターと一緒に混ぜる「たらこバターおにぎり」にすると、洋風アレンジにも。

【変わり種】アレンジおにぎりレシピ

焼きおにぎり

  • 醤油やみりんベースのタレで香ばしく
  • グリルやフライパンで焼き目をつける

炊き込みご飯おにぎり

  • きのこ・鶏肉・ごぼうなど具だくさん
  • 冷めても美味しいのが嬉しい

チーズおかかおにぎり

  • おかかとチーズの相性抜群
  • レンジで温めてとろ〜り食感も◎

【おにぎり+α】一緒に食べたい副菜&汁物

卵焼き

  • 甘めの卵焼きはおにぎりとのコントラストが楽しく、出汁巻き卵はごはんのうまみを引き立てるやさしい味わい。
  • 冷めても美味しく、見た目にも彩りが加わるので、お弁当にも最適です。

お味噌汁

  • 定番の豆腐とわかめに加え、油揚げやなめこなどを入れると、より深いコクが楽しめます。
  • 朝食には軽め、ランチや夕食には具沢山にしてボリューム感を出すのも◎。

漬物

  • きゅうりの浅漬けやたくあんなど、さっぱりとした箸休めはおにぎりとの相性が抜群。
  • 梅酢や昆布だしで漬けた自家製漬物を添えると、より手作り感がアップ。

小鉢料理

  • ほうれん草のお浸し、切り干し大根の煮物、ひじきの煮物などもおすすめ。
  • 野菜の副菜を添えることで、栄養バランスが良くなり満足感もアップします。

おにぎりが主役の日には、あえて手間の少ない副菜や汁物でシンプルに整えると、素材の良さがより引き立ちます。


おにぎりを楽しむための豆知識

保存と持ち運びのポイント

  • 夏場は保冷剤や保冷バッグを使用
  • 濡れ布巾 or ラップで乾燥防止

おにぎりに使う海苔の選び方

  • パリパリ派は直前に巻く
  • しっとり派はあらかじめ巻いて馴染ませる

おにぎりの地域別の特徴

おにぎりは日本全国で親しまれている家庭料理ですが、地域ごとに特徴あるスタイルや具材があります。以下に代表的なご当地おにぎりを紹介します。

北海道:鮭・いくらおにぎり

  • 脂ののった鮭や新鮮ないくらを贅沢に使う海鮮系が人気。
  • 甘塩や焼き鮭を使ったシンプルな味付けが特徴。

東北地方:味噌焼きおにぎり

  • 味噌を塗って香ばしく焼いたおにぎり。
  • 米どころならではのふっくらごはんと地元味噌の相性が抜群。

関東地方:梅干し・おかか・昆布の定番おにぎり

  • 東京を中心に「三種の神器」とも呼ばれる、王道具材が定番。

中部地方:五平餅風おにぎり(長野・岐阜)

  • 味噌やくるみだれを塗って焼いた、郷土料理風の平たいおにぎり。

関西地方:しそ昆布・ちりめん山椒

  • 佃煮系の甘辛い具材が人気。
  • 型崩れしにくく、お弁当にも向いています。

中国・四国:鯛めしおにぎり(愛媛)

  • 鯛の炊き込みご飯を使った、風味豊かな一品。
  • 香川県では「しょうゆ豆」入りの混ぜご飯も定番。

九州地方:高菜巻きおにぎり

  • 高菜漬けでごはんを巻いた、風味と食感のアクセントが魅力。
  • 熊本・福岡を中心に広く親しまれています。

沖縄:ポークたまごおにぎり

  • スパムと卵焼きを挟んだボリューム満点のおにぎり。
  • コンビニや空港でも大人気の沖縄ソウルフード。

それぞれの地域の食文化と結びついたおにぎりは、旅行やふるさと納税などで味わう楽しみにもなります。

まとめ

6月18日「おにぎりの日」は、お米の魅力を再発見できる絶好の機会!定番からアレンジまで、様々なおにぎりレシピを楽しんでみてください。

手作りのおにぎりで、心もお腹も満たされる特別な1日を過ごしましょう!

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